おはようございます。2025年5月14日(水曜日)現在の情報に基づいた本日のドル円相場の考察です
昨晩の動向と現在のレート
昨日の外国為替市場では、ドル円は大きく変動しました。
米中貿易協議が進展するとの期待からリスクオンムードが広がり、ドル買いが優勢となりました。
この流れを受けて、ドル円は一時148円台半ばまで急騰しました。
しかし、その後発表されたアメリカの4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る結果となったことや、トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)に対して利下げを求める発言をしたことなどから、ドルは反落しました。
本日早朝のニューヨーク外国為替市場の終値は1ドル=147円台半ばで推移しており、東京時間もその水準を引き継いでいます。
三井住友銀行のリアルタイム為替レート(更新時間にご注意ください)では、仲値(TTM)で1ドル=147.46円(TTB: 146.96円、TTS: 147.96円)近辺となっています。
本日の注目材料
本日は以下の経済指標の発表が予定されています。
* 日本:
* 午前8時50分:4月 国内企業物価指数(CGPI)
* アメリカ:
* 午後8時00分:MBA住宅ローン申請指数
* 午後11時30分:週間石油在庫統計
昨日の米CPIの結果を受け、市場がアメリカのインフレ動向と今後の金融政策をどのように織り込んでいくかが引き続き焦点となります。
また、本邦の企業物価指数が国内の金利観測に影響を与えるか注目されます。
市場関係者の見方
複数の市場関係者からは、以下のような見方が出ています。
* 短期的には、昨日の米CPI発表後のドル売り圧力が残りやすい可能性があります。
* 一方で、米中間の関税引き下げ合意など貿易摩擦緩和への期待は、引き続きドル円相場の下支え要因となる可能性があります。
* 日米の金融政策の方向性の違いも意識されやすく、日米金利差を背景とした円売りドル買いの意欲も根強いと考えられます。
* テクニカル的には、外為どっとコムの分析(昨日時点)によると、上値抵抗として148.90円~149.00円、149.30円~149.40円、下値抵抗として147.70円~147.80円、147.00円~147.10円などが意識されています。
本日のドル円考察まとめ
昨日の米CPIの結果を受けてドルは上値の重い展開となっていますが、米中貿易摩擦緩和への期待感も残っています。本日は日本の企業物価指数や米国の経済指標の結果を見ながら、147円台を中心とした値動きとなるか、あるいは昨日からの流れを引き継いで方向感を探る展開となるかが注目されます。
短期的には、昨日の高値からの調整でやや下値を試す場面も想定されますが、大きな材料が出ない限りは147円台でのもみ合いが続く可能性も考えられます。
米国の金融政策に対する市場の見方の変化や、要人発言などにも注意が必要です。
投資の最終決定はご自身の判断で慎重に行ってください。