今週の注目点
- 日銀金融政策決定会合(7月30日~31日):
- 植田総裁の発言内容が注目されます。早期の追加利上げに対する市場の期待が根強いものの、現状維持の可能性も指摘されており、発言次第で円相場が大きく変動する可能性があります。
- 米FOMC(連邦公開市場委員会)(7月30日~31日):
- パウエルFRB議長の会見に注目が集まります。利下げ開始時期や今後の金融政策の見通しについて、市場は手掛かりを探っています。タカ派的な発言があればドル高要因、ハト派的な発言であればドル安要因となるでしょう。
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米経済指標:
- 特に30日発表の米GDP速報値は重要です。経済の強さを示す内容であればドル高に、予想を下回ればドル安につながる可能性があります。
- その他、消費者信頼感指数、雇用関連指標なども市場の関心を集めます。
想定されるレンジ
複数の見通しが出ていますが、概ね 146円~150円 のレンジが意識されています。
- IG証券: 146.00-150.00円
- SBI証券: 145.50-149.50円
- 外為どっとコム: テクニカル分析より144.395~150.889円(週足終値±標準偏差)
テクニカル分析の示唆
- 移動平均線: 一部では下降トレンドの終わりを示唆し、反発を予想する見方もあります。
- 一目均衡表: 日足では転換線を上抜けており、短期的には円安トレンドに転じた可能性も指摘されています。ただし、中期的な円安トレンドへの転換とまでは言えない状況です。
- サポートライン: 146.57円(21日移動平均線)、145.86円(7/24安値)などが意識されています。
- レジスタンスライン: 148.66円(7/21高値)などが意識されます。
全体的な見通し
今週は、日米金融政策の方向性を探る上で重要な週となります。日銀の金融政策姿勢とFRBの今後の利下げペースの見通しが、ドル円相場の主要な変動要因となるでしょう。両中銀の会合での発言内容次第では、市場が荒れる可能性も指摘されています。経済指標の結果にも注意を払いながら、慎重な取引が求められます。
年後半にかけては、日米金利差の縮小期待から緩やかな円高への動きを予想する見方も出ていますが、短期的には変動の激しい展開が予想されます。