ジャクソンホール会合前のドル円はパウエル議長の講演待ちで低ボラティリティで明確な方向感が出にくいレンジ局面
米雇用統計は弱かった一方で
直近の指標はまちまち期待インフレは強含み、PPIや小売は底堅さを示してます。
昨年のジャクソンホールでは
パウエル「政策調整の時が来た」
という発言が利下げ観測を強め、
9月の利下げにつながったという記憶が市場心理に残ってます。
今年も同様のメッセージが
出るかに注目が集まってます。
今回のチェックポイントは3つ
①9月FOMCでの利下げにどこまで踏み込むか
②「データ次第」という慎重姿勢をどの程度強調するのか
③関税の影響による物価の上振れリスクをどう評価するのか
※ここで言うデータ=経済指標の結果この3点の組み合わせで
金利とドルの方向が決まる構図
ハト派寄りのメッセージが出れば、米2年金利は低下しやすくドル売り、
ドル円は下方向にブレイクしやすくなる、ただハト派(利下げに積極的)だと株価が上昇してリスクオンの円安の恐れ=ドル安・円安でドル円動きづらい可能性
反対に「9月はデータ次第」とする
中立〜タカ派寄りのトーンなら、利下げ織り込みが後退してドル買い戻しが出やすい
株下落ならリスクオフの円高きて
これまたドル円レンジの可能性は警戒。ただ、長期の流れはドル安なのでドルの押し目買いは狙えても深追いは避けたいところ。
中期的には「次の一手は利下げ」
という前提を維持し、後続のCPIや雇用統計で利下げ観測が再拡大したら素早く目線を切り替え、さらに想定外として、0.5%利下げを示唆、または利下げを強く否定するような極端な内容が出る場合も考えられます。
この場合はわかりやすい展開なので逆張りだけはしないように順張りを徹底、もちろん発生確率は低いです。
まとめると、「次の一手は利下げ」という前提から大局はドル安バイアスに置きつつも短中期の方向はパウエル講演のトーンで決まる局面、金曜23時の発言前に原稿が発表されると、そちらで先に動く可能性もあるので注意しましょう。