📊 前営業日のドル円サマリー
【値動き:162.12円 ⇒ 162.37円(終値)】
🇯🇵 東京市場:一進一退のもみ合い
米国のインフレ鈍化による「利上げ観測の後退(ドル売り)」と、「中東情勢への緊迫化(安全資産としてのドル買い)」がぶつかり合い、方向感の出ないスタートとなりました。
🇪🇺 ロンドン市場:ジワリとドル買い優勢
米国の長期金利が上昇したことをきっかけに、ドルが買われ始め162円台半ばへと上昇。
🇺🇸 NY市場:ドル買い継続も上値は重め
中東リスクへの警戒感からドル買いの流れが続きましたが、162.55円付近では上値の重さも意識され、最終的には 162.37円 でクローズしました。
📈 本日の注目ポイント&相場見通し
1. 🇺🇸 本日の注目イベント
米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の発表を控えています。
2. 💻 ハイテク株急反落&リスクオフの兆候?
米株式市場(ナスダック)が3日ぶりに反落(-1.4%)。
好決算だった半導体大手「TSMC」も、材料出尽くし感や過剰投資への懸念から下落しました。
安全資産の代表格だったゴールド(金)も1オンス=4,000ドルを割り込み、各アセットから資金が流出する「リスクオフ(警戒)」のムードが漂っています。
3. 📐 ドル円は「三角持ち合い」を形成中!
リスクオフの中で「円買い」と「ドル買い」がぶつかり合い、ドル円は7月に入ってから徐々に値幅を縮小させています。
チャートは綺麗な**「三角持ち合い」**を形成中。そろそろどちらか一方に大きく抜ける(上放れ・下放れする)タイミングを探る局面に来ています。
4. 🛢️ 緊迫する中東情勢とトランプ氏の動向
紅海封鎖の懸念: イランが親イラン武装組織「フーシ」に対し、米国の攻撃に備えて紅海封鎖の準備を指示したとの報道があり、一触即発の状況が続いています。
原油高とトランプ氏: 原油価格は1バレル=80ドル台と高止まり中。油価上昇を嫌うトランプ氏は「イランの軍事能力をさらに低下させる」と強硬姿勢を崩していません。
💡 今後のメインシナリオ
地政学リスク(中東情勢)が長引く場合、先日の米物価指標によるドル売り効果は長続きしない可能性があります。依然として金利差を背景にした「円キャリートレード」の地合いも根強く、ドル円は再び上昇基調(上放れ)を強める可能性を視野に入れておきたいところです。
ヘッドラインによる急な変動に警戒しつつ、三角持ち合いのブレイクを慎重に見極めていきましょう!